不妊治療から妊娠発覚(2017/10)

上の子を2011年に出産してから二、三年で二人目もできるものだろうと思っていた。

が、できず上の子が5歳くらいになって初めて不妊外来を受診することにした。

最初は近所の病院でまず検査。不妊の原因となってるものがないかどうか採血したり子宮卵管造影したり一通りやってもらって結果原因不明とのこと。

子宮卵管造影してから半年くらいまでは卵管の通過性がよくなってるとの理由からゴールデンタイムですよと張り切ってタイミング療法に通うも不発💦💦

気づいたら検査始めてから一年くらいはたってて当初通えば半年くらいでできるだろうと甘くみてた自分に気づかされた。


先生から次のステップとして人工授精しましょうか、と。ただこの病院では体外受精はしてないのでここで治療できるのはここまでになりますとのこと。

この病院は家から近い小児科、整形外科、婦人科、皮膚科が併設されている地元では有名なそこそこ大きな病院だったけど一年間不発で終わってしまってることと専門のクリニックではないことに少し疑念を感じここで始めて日暮里のレディースクリニックを受診することになった。

ここでもまた採血やエコー検査初期の検査一通りうけることになった。卵管造影はやってから一年たってないとのことで免除させたがまた一からだ、すぐに人工授精っていうわけにはいかないんだなと思った。人工授精するにあたって感染症の有無を調べるため旦那も事前に採血にこなければいけなかったりパートナーの協力もうけないと成り立たない。

不妊治療がお金も時間もかかるといわれてる理由が改めてわかったような気がした。


先生から人工授精するのは大体多くて4、5回それ以上やっても妊娠確率は上がりづらいからそれでダメだったら体外受精にステップアップしますとのことだった。

人工授精は卵管造影と比べたら全然痛くないですからという先生の言葉を信じトライすることにした。

精子の採取は家でやっても病院にきてからでも人工授精施行までに五時間たっていなければ可能だけど時間は短ければ短いほどいいとのことで旦那にも説明し午前半休とってもらい臨んだ。

来院時大きめのスピッツを渡され奥の部屋でお願いしますとのこと。部屋に何か用意させてるのかなと思いきやただ椅子とティッシュボックスが置いてあるだけだったとのこと。

その後精子の状態を検査され、その上で運動率がいい奇形率も低い精子を適切な濃度に調整してくれる。また結果の紙とともにその日人工授精施行可能かどうかの面談がある。幸い基準値と比べて問題はないとの判断で第一回目の人工授精施行できた。

痛みに弱く予期不安が強いタイプなのでカーテンの後ろで自分の手に爪をたてて下半身の違和感を感じずらいようにした。

たしかに先生の言った通り卵管造影と違ってすぐ終わるしチクチクっとするだけで大きなストレスは感じずに終わった。

その後着床しやすいようにホルモン剤の筋肉注射をうたれ、二週間後の予約をとって帰宅。

二週間後いくも残念ながらまた不発。そこで次回の予約をとる。

不妊治療してわかったことが排卵の時期を確実なものにするために人工授精する日を決めるために受診をしないといけないこと。

人の体だから予想しきれないのでほんとに一回の人工授精のために予定を調整するのが大変だなと感じた。私はパートしかしていないので毎日仕事があるわけではないから調整もつきやすいけどフルで働いてる人はクリニックの空いてる時間も限られている上に日にちが近づくと予約も埋まり始めるため働きながら毎月何回も予約を取り足を運ぶ作業は大変だなと思った。

2回目の人工授精の日旦那がなかなか起きず予約の時間も近づいてるのにのんびりシャワーを入っているためこの日のために事前に受診して注射をうったりしているのにこの温度差はなんなんだろうと悲しくなったことをよく覚えている。

イライラが顔に出始め相手からだったらもっと早く声かけてよと。これは二人の問題なのに時間は事前に伝えてあるし何度も寝てるとき声かけたのにと喧嘩勃発。

いつもならここで投げ出したくなるが、きっと今回ここでやめたら次もう人工授精に通うこと自体億劫になって赤ちゃん授かることから遠のいてしまうと思って泣きながらクリニックに少し遅れるが対応してくれるかと電話した記憶がある。その甲斐あってか2回目で無事着床。自宅での妊娠検査チェッカーを使ったとき線が入って嬉しくて嬉しくて写メをとった。

一人目は当時25で若かったこともありなんの苦労もせずできて嬉しいというよりはどうしようという不安の方が大きかったのに、欲しい欲しいと思う時にはなかなかできなくて自分の妊娠への受け止め方が大分変わったなと思った。